勤務先の同僚の女性に対する強制性交等罪などに問われている男に、長崎地裁は10日、懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、男は2022年6月13日と6月15日、勤務先の同僚である当時26歳の女性に対し勤務先で暴行を加えた上で口腔性交をしたなどとして、強制性交等罪と強制わいせつ罪に問われています。
10日に開かれた公判で長崎地裁の太田寅彦裁判長は、「犯行態様は卑劣かつ悪質。身勝手で自己中心的な動機で、被害者を貶める発言をするなど反省の情も見てとれない」などとして、懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡しました。