ことし7月の県内の有効求人倍率は1.14倍で、4か月ぶりに前の月を上回りました。
長崎労働局によりますと県内のことし7月の有効求人数は2万5335人、有効求職者数は2万2317人で、仕事を求める人1人に対する求人数を示す有効求人倍率は1.14倍と前の月を0.01ポイント上回りました。
県内の有効求人倍率が前の月を上回るのは4か月ぶりです。
新規求人数は9052人で6か月連続で前の年の同じ月を下回っていて、運輸業・郵便業で増加した一方、建設業や生活関連サービス業・娯楽業など幅広い産業で減少しました。
長崎労働局は「求人が求職を上回る中で、求人の持ち直しの動きが続いているが、物価上昇などが今後の雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。