9月1日は「防災の日」です。市民に防災意識を高めてもらうイベントが30日長崎市で開かれ、NBC「Pint」に出演している平地真菜気象予報士も参加しました。

長崎市が開いたイベントには、災害現場でも活動する11の機関が出展。災害や救助を模擬体験し、もしもの時どう行動すればよいか学びました。

登山や海に転落した際などに自分の身を守る、ロープの結び方を伝えるコーナーでは、”結び界の王様“と呼ばれる「もやい結び」の結び方を学ぶことができたほか、気象に関するブースには実際に使われている「雨量計」が登場―。

平地真菜 気象予報士:
「実際に観測している雨量計です、雨を降らせてみます、1回カタンとするごとに0.5ミリ相当の雨なので、今3回カタンってなったので1.5ミリの雨が降りました」

雨量計は長崎県内には20か所に設置されていて、雨による災害の危険性を知らせてくれます。

さらに、震度7までを再現できる地震体験車もあり、参加者はいつ自分の身に降りかかるかわからない災害の怖さと、日頃から命を守るための備えを怠らないことの大切さを学びました。