長崎県の大石知事は20日の定例会見で、来年2月に予定されている県知事選挙への出馬について問われたものの、態度を明らかにしませんでした。

任期満了まで間もなく半年となる大石知事。

20日の定例会見でここまでの任期について、自身の政治資金問題をめぐり混乱を招いたことへの反省を示した上で、企業誘致やドローンに関する「国家戦略特区」の指定などで前進があったと振り返りました。

大石賢吾知事「できる限りのことをしてきた走り続けた3年半だったなというふうに思います。離島ならではの長崎県ならではのソリューション(解決策)としてこういった新しい取り組み(ドローンによる医薬品配送など)を社会実装していく、それができる入口にスタートに立ったのが僕はこの国家戦略特区の指定だというふうに思っております」

一方、任期満了に伴い来年2月に予定されている知事選挙への出馬については明言を避けました。

大石賢吾知事「現時点で決まっていることはございませんですし、まず県政が前に進んでいくような環境づくりっていうのを全力で取り組んでいきたいと思っております」