今年は長崎大水害から40年です。NBCは改めて長崎大水害についてまとめます。


起きたのは1982年の7月23日。県南部を中心に一晩で500ミリを超える雨が降り、特に長与町では一時間に187ミリの雨を記録。これは40年たった今でも "1時間雨量の国内記録"です。

そして今、日本では例年のように大雨災害が起きていて、長崎大水害のような災害がまた起きても不思議ではありません。

大水害を知らない世代も増えています。

NBCでは「思い起こそう長崎大水害」として社内に保管されていた300枚に上る水害の写真で当時の状況に迫ります。


NBCに残されていた一冊のアルバム。表紙には7.23長崎大水害の文字。


中には長崎大水害で被災した長崎市街地の様子を写した写真が貼られていました。その数およそ300枚。

しかし40年という時間の隔たりもあり、写っている場所がどこか写真だけでは正確にわかりません

写真の場所はどこなのか現代の風景と一致させる作業を始めました

長崎市思案橋交差点長崎一の歓楽街です。


40年前、ここも被災地でした傷ついた街復興に向け歩みだした人々


災害の目撃者は40年後の今もこの場所にいました。
撮影したのはNBCの元カメラマン堀田 武弘さんです。

「あの印象的なのはですね。袋橋の下かな。市民の人が洗濯物を洗っているこういう、あれですね。洗濯ものなんかをされてましたね。こんなのやっぱり人間の動きというのがやっぱり一番印象に残ってます。」

このころNBCでは動画ニュースとは別に静止画のニュースで使うため、写真も撮っていました。
当時のテレビカメラはまだ解像度が高くはなく、静止画としての精細さは写真がはるかに上だったからです。

そしてそれらの写真が今、VTRでは分からない40年前の空気感を伝えてきます。

堀田 武弘さん「やっぱり思い出しますよ。40年前でも私にとっては、この前のことですよ。案外多いんじゃないんですか。長崎市民にはついこないだの事よって。酷かったですもんね」

今、私たちが暮らしている街は40年前、未曾有の大雨で壊滅的な被害を受けました。


そしてその記憶は大雨被害が頻繁に起きる今の時代にこそ求められています。
「思い起こそう長崎大水害」NBCは今年伝え続けます。