国内の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が相次いでいることを受け、長崎県は養鶏業者の緊急消毒を14日からはじめました。

ウイルスの侵入を防ぐため石灰を運ぶトラックも入念に消毒します。

14日から東彼杵町のJAの施設で消毒用石灰の配布がはじまり、県内の養鶏業者が20キロ入りの消石灰の袋を次々と積み込んでいました。
国内では先月末に、岡山県の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生。
これまでに6つの道県で9例が確認されていて、すでに200万羽以上が殺処分されています。

養鶏業者は「頻繁に発生してるので怖い。ウイルスを外から持ち込まないように靴の履き替えを行うほか場内や車両の消毒など精一杯、防疫に努めたい」と話していました。

長崎県では今週中にニワトリなどを飼っている139業者すべてに消毒用の石灰144トンを配る計画で、まずは鳥インフルエンザウイルスの『侵入防止』に務めるとしています。