長崎県五島市では20年以上前から、「宇宙人」の目撃情報がぽつりぽつりと寄せられている。そして今月28日、50体の宇宙人が市内の駐車場に出現。真ん中には「NASA」の帽子をかぶり、杖を持って座るひとりの男性の姿がー。男性は一体誰なのか?宇宙人との関係は?
長崎県五島市。28日に市内某所の駐車場で、身長80センチほどの「宇宙人」50体を並べる男性の姿があった。
浦善範さん:
「これがヒロシ君で、これがヒサシ君。友達に写真送ろうと思って久しぶりに並べてみました」
男性の正体は、五島市内に住む浦善範さん、45歳。葬儀社勤務。
聞けば、1999年頃から「宇宙人」を作り続けているという。
これまでに生み出した宇宙人は100体。
譲り渡した人の手で、国内のほかブラジルやアメリカなどの海外に、10体以上が嫁いでいる。
浦善範さん:
「娘いないけど、娘を送り出す気持ちで大事にしてくれる人に上げたいんですよね。お金はいらないんです。海外旅行とか行けないけど、宇宙人が行って代わりに写真撮ってくれたら僕も旅行した気分になれる」