長崎商工会議所の新しい会頭に十八親和銀行の森 拓二郎会長が選ばれ、西九州新幹線の「全線フル規格化を最重要課題として取り組んでいく」と抱負を述べました。

1日に開かれた長崎商工会議所の臨時総会 ──

宮脇 雅俊 会頭:
「新しい会頭に十八親和銀行の森会長をご推挙申し上げます」


総会では、森 拓二郎氏を新会頭に選出することが満場一致で承認され、これまで会頭を6年間務めた宮脇 雅俊 氏の労もねぎらわれました。

森 氏は長崎市出身の67歳。十八親和銀行の初代頭取で現在は会長を務めています。
森 新会頭は9月に開業した西九州新幹線について「佐賀の商工会議所と連携を深め地域活性化とフル規格化の実現につなげたい」と述べました。

また森 新会頭(67)は「開業効果を一過性に終わらせることなく継続的なものとしていくことが必要。効果を最大化するためには全国の新幹線ネットワークにつながることが不可欠であり引き続き、全線フル規格化を最重要課題として取り組む」と抱負を述べました。

副会頭には長崎自動車の嶋崎 真英 社長(68)、滲透工業の西 亮 社長(70)、三基の山口 雅二 代表取締役(67)、東美の佐々木 達也 社長(66)の4人が選ばれました。
新役員の任期は3年です。