新型コロナの対応に加え、諏訪神社(長崎市)の宮司によるセクハラ疑惑を受け、今年の長崎くんち奉納踊は、未だ実施するかどうか結論が出ない異例の状態となっています。
例年なら3月までに奉納踊の実施について決まる長崎くんち。
しかし、去年秋に発覚した宮司のセクハラ疑惑により、今年は未だ、結論が出ない"異例の状態"となっています。
宮司のセクハラ疑惑を巡っては、去年12月、氏子の代表である一部の常任総代らが報道陣に対し「宮司が辞めない限りくんちはしない」と発言。
これを受け宮司はくんちの開催について協議する場に出席せず、結論が出ない状況が続いています。
宮司側の弁護士によりますと、宮司は『常任総代が発言を撤回し、その上で奉納を行いたいということであれば受け入れる』としています。
また、踊町の中には新型コロナの感染拡大を懸念する声も上がっているということで、今週半ばにも踊町として奉納踊を行うかどうか結論を出すことにしています。