日本茶輸出のパイオニア、大浦慶の偉業を学び未来にも繋いでいこうと、命日である13日長崎市でシンポジウムが開かれました。

幕末の長崎で外国商人を相手に日本茶貿易を手掛けた大浦慶、通称お慶さん。

シンポジウムは没後140年の去年に続き、「長崎・大浦慶日本茶輸出 歴史研究会」が命日の13日に開きました。

司会は田上前長崎市長、五島出身の小説家や研究者らが登壇しました。

長崎大学多文化社会学部 ルディ・トート助教:
「大浦慶さんが『茶の輸出』を見つけたように、今の若い人たちにも何か普通の人が見つけることができないようなものを見つけてほしい」

「リアル&ファンタジー」をテーマに掲げた今回のシンポジウム。寸劇などもまじえて行動力と商才で時代を切り開いたお慶さんの人生に触れ、現代を生きるヒントを考える時間となりました。