長崎県内の公立高校で今月行われる「一般選抜」の最終志願状況が10日発表されました。全日制高校55校のうち45校で定員割れとなりました。

全日制の高校で志願倍率が高い高校は
▽長崎西高校 1.2倍
▽長崎東高校 1.2倍
▽長崎工業高校 1.2倍
となっています。

長崎県教委のまとめによりますと、県内の全日制の公立高校55校の「一般選抜」の志願者数は7372人の定員に対し5953人で志願倍率は「0.81倍」となりました。

志願倍率が1倍を切ったのは長崎南高校、大村高校の「0.9倍」や島原高校の「0.8倍」など去年の「後期選抜」と比べ4校多い45校にのぼっています。

定員割れの学校が増えた要因について県教委は「出願を締め切ったばかりなので十分な分析ができていない」としています。

県教委は、今年度から公立高校の入試を「一般選抜」のほか「特別選抜」「チャレンジ選抜」のあわせて3つの方法に変更しています。

公立高校の「一般選抜」は今月18日と19日に行われることになっています。

学校別の志願状況一覧 長崎県立高校入試

(長崎県の発表資料より)