雪が降ったときに特に注意が必要なのが車の運転です。トラブルを起こさないために気を付けるべきことをJAFに聞きました。

4日からこの冬一番の寒気が流れ込む予想の長崎県。積雪や路面凍結に備えて余裕をもった運転が大切です。

JAF長崎支部中尾和幸さん「いつも以上にしっかりと車間距離を取って頂くことが一番最初。そのあとに急が付く運転。急ブレーキ急ハンドル急加速。そちらは避けて頂いた方がいいと思います」

JAF長崎支部には雪が降ると多くの救援要請が入っています。

中尾さん「2年前の冬なんですけど、3日間で500件少々入りました」

要請はタイヤチェーンの取りつけや取り外しのほか、車がスリップしたという内容が多いといいます。

雪道に加え、運転に注意が必要なのが一見、路面が凍っていないように見える「ブラックアイスバーン」です。

ブラックアイスバーンはブレーキをかけても滑り続けるため、塗れた路面と比べた実験ではブレーキから完全停止までの制動距離で50メートル以上の差が出ています。

中尾さん「山間部の橋の上や鉄の橋はなりやすい。速度を落としてよく前を見る。”かもしれない運転”この道路は滑るかもしれないなどを前提で運転してもらえれば」

また、斜面地が多い長崎では・タイヤチェーンの装着と・すぐに止まれる速度での運転が大切です。

中尾さん「事前にタイヤチェーンを準備して頂いて、一度雪が降る前に装着してただけたら。練習も兼ねて準備をしていただけたらなと思います」