長崎県内でも「マイコプラズマ肺炎」の感染者が増加しており、今月6日までの1週間で1医療機関当たりの報告数は過去最多を記録しました。

「マイコプラズマ肺炎」は発熱や頭痛、長引く咳が特徴の感染症で、咳やくしゃみの飛沫や細菌が付いた手で口や鼻を触ることにより感染します。

長崎県によりますと、今月6日までの1週間で県内の1医療機関当たりの感染者の報告数は「2.42」で、1999年からの統計で最も多くなりました。

今年の傾向としては10歳未満が最も多く、そのうち5歳から9歳が全体の4割を占めています。県は手洗いやうがいを徹底し咳が続く場合は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。

【マイコプラズマ肺炎とは】※国立感染症研究所HPより
病原体は「肺炎マイコプラズマ」、自己増殖可能な最小の微生物。潜伏期は通常2~3週間で、初発症状は発熱・全身倦怠・頭痛など。咳は初発症状出現後3~5日から始まることが多く、当初は乾性の咳。経過に従い咳は徐々に強くなり、解熱後も長く続く(3~4週間)。

飛沫感染と接触感染によるが、濃厚接触が必要と考えられており、地域での感染拡大の速度は遅い。学校などでの短時間での暴露による感染拡大の可能性は高くなく、友人間での濃厚接触によるものが重要とされている。