長崎くんち本番まで10日あまりとなりました。10月7日の前日に先立ち3日と4日に行われる「庭見世」と「人数揃い」の会場やスケジュールが26日、発表されました。

10月3日の夕方から各踊町が町印の傘鉾のほか演し物の曳物や担ぎ物、出演者の衣装や小道具などを町内で披露する「庭見世」。26日、ことしの踊町7か町の庭見世会場や時間などが発表されました。本踊・石橋を奉納する興善町は、紅白の獅子や胡蝶役の踊子の衣装などを長崎市立図書館の多目的ホールで披露します。山伏道中と剣舞、弓矢八幡祝い船を奉納する八幡町は、マンション「Mハウス」前など町内12か所で披露します。町名が「万才町」となって150年を越えた万才町。本踊「祭祝萬歳町(まつりをいわうまんざいまち)」の衣装や傘鉾を真如苑で展示します。
龍船に加え、今回二胡の演奏も取り入れる西濵町は、龍船を銅座町郵便局前の三角広場で、そのほか町内6か所で傘鉾や衣装を展示します。川船を奉納する麹屋町は、町事務所となっている「ヒコーキ堂」で傘鉾を、麹屋町公園で川船と衣装を披露します。鯱太鼓を奉納する銀屋町は山飾をしもむら産婦人科の駐車場に、その隣りの銀屋ガレージに据太鼓や衣装などを展示します。「辰年の龍踊」となる五嶋町は、青龍と白龍の二体の龍などを五島町電停前の長崎トヨタ長崎本店に展示します。

庭見世は、いずれの踊町も10月3日の夕方5時ごろから行う予定です。人数揃いは4日の午後から行われる予定です。(詳しくは写真参照)