8月の平和祈念式典で長崎市長が世界に向け発信する「平和宣言」ことしの宣言内容を検討する1回目の起草委員会が3日、開かれました。

ことしの起草委員会は、鈴木史朗長崎市長を委員長に、新たな委員3人を迎え、始まりました。

1回目となる3日は、被爆者や有識者ら14人の委員が、宣言に盛り込みたい内容を挙げました。

新メンバーの第11・12期 ナガサキ・ユース代表団 平林千奈満委員:
「今を生きる私たち全員が『長崎を最後の被爆地にする』ための当事者であることを訴え、市民社会が手を取り合い、行動することの重要性を訴える必要性があると考えます」

ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ攻撃に対し、被爆地からメッセージを発信すべき、との意見が多く挙がった他、原爆を開発したアメリカの物理学者を描いた映画『オッペンハイマー』に触れた委員も複数いました。

活水高校・中学校 非常勤講師 草野十四朗委員:
「報復の連鎖を食い止める論理・ロジックというのは、やはり被爆者が訴えてきた『ノーモア』の精神だろうと思います」

朝長万左男委員:
「(アメリカ)政府とアメリカ国民を含めて(核時代をひらいた)責任をやっぱり感じてもらわないといけない。(『オッペンハイマー』は)それを感じさせる映画だったと」

起草委員会は全3回で、次回は来月8日。市側が各委員の意見をもとに作成する素案が示されます。








