宮崎県日向市の渡川発電所でおよそ9年にわたって進められていた大規模な改良事業が完了し、記念式典がありました。

日向市東郷町にある渡川(どがわ)発電所は、渡川ダムから取水する水力発電所で、発電設備などの老朽化に伴い、県が2015年から大規模な改良事業を進めていました。

およそ9年にわたる改良事業は、去年11月にすべて完了。先月、リニューアルを祝う記念式典が行われました。

(丸山敦子記者)
「こちら、水が流れて下にある水車が回ることで電気が生み出されています」

新しくなった水車は、取水量やダムの水位などから最適な形に設計されていて、年間の電力量は4068万キロワットアワーとこれまでより1.7%増加しています。

(宮崎県企業局工務管理課 丹山竜一郎課長)
「今後60年以上、この発電所が運転できるということは、これから県民の電力需要に対しても非常に役に立つのかなと思っております」

渡川発電所では、発電した電気を九州電力へ売電していて、県は発電所の維持費などを安定的に確保したいとしています。