交通事故防止を図ろうと宮崎市で、警察による自転車の交通違反の集中取り締まりが行われました。

(警察官の指導)
「自転車の方は左側の通行になります。こちらの歩道では自転車の方は降りてください」

この取り締まりは、交通ルールの順守や、自転車事故の防止を図ろうと行われたものです。

宮崎北警察署では、通勤や通学などで交通量が多い宮崎駅東地区を自転車の指導啓発重点地区に選定していて、27日は地区内の交差点で、警察官が自転車の通行区分違反などを取り締まりました。

(宮崎北警察署 脇屋敷義明交通課長)
「自転車事故の約6割が出会い頭の事故です。ですから、一時停止のある場所ではしっかり一時停止をしていただいて、安全を確認したうえで交差点に入っていただくと、自転車の方もですね」

警察によりますと、県内では、今年1月から先月末までに自転車が絡む事故が292件発生し、2人が死亡しているということです。

なお、朝と夕方の取り締まりでは、自転車の並進と通行区分違反であわせて3件の警告を行ったということです。