1966年、静岡県で一家4人を殺害したとして袴田巖さんが死刑判決を受けたいわゆる「袴田事件」についてです。
再審、裁判のやり直しが今月27日から始まるのを前に、長年、袴田さんを支援してきた西都市出身の女性が、裁判に向けた思いを語りました。

(「袴田巖さんを救う会」 門間幸枝副代表・82歳)
「巌さんは重い拘禁症を獄中で受けましたから、いまも拘禁症が残っています。理解できない言葉をたくさん言ったり」

24日、宮崎市の聖堂で開かれた「袴田事件」について考える集会。

およそ40年に渡って署名活動をするなど、袴田さんの支援を続けている西都市出身の門間幸枝さんが講演しました。

(「袴田巖さんを救う会」 門間幸枝副代表)
「巌さん、いま歩いているでしょ。どういうこと思って歩いているの?って、そしたら、『困る人が一人もこの世の中にいないように』って」

1966年、静岡県で一家4人を殺害したとして死刑が言い渡された袴田巖さん。
しかし、今年3月、東京高裁が再審、裁判のやり直しを決定しました。

死刑事件で再審が始まるのは、袴田さんで5例目。
過去4件は、いずれも無罪判決が下されているため、袴田さんの無罪の公算が大きくなっています。

(「袴田巖さんを救う会」 門間幸枝副代表)
「えん罪をなくしたいと思います。本当に。それまで私がどこまでもつか、生きている限りこの問題を続けます。やります」

袴田さんのやり直しの裁判の初公判は、静岡地裁で今月27日に開かれます。