宮崎県内に発表されている「熱中症警戒アラート」ですが、どのような情報なのでしょうか?
「熱中症警戒アラート」は、熱中症のリスクが特に高まった際に気象庁と環境省が発表し、注意を促すもので、こまめな水分補給など熱中症予防のための行動を呼びかけます。

発表の基準として使われるのが「暑さ指数」です。
「暑さ指数」は、気温だけでなく、熱中症との関連が大きい湿度や日差しの影響を考慮して計算された数字です。
暑さ指数31以上から「原則、運動を中止したほうがよいと推奨」されていますが、警戒アラートは、33以上になることが予測される場合に、前日の午後5時または当日の朝5時に発表されます。

発表された場合には、外出を控え、昼夜問わずエアコンを使う。のどが渇く前にこまめに水分補給をする、そして、家族や身の回りの人同士で、声をかけあうことが重要です。
このほか、環境省のホームページでは、各地の暑さ指数が確認できます。情報をうまく活用して熱中症予防に役立ててください。