全国的に感染が増えている新型コロナについて、宮崎県の河野知事は、県内で過去3年間、7月下旬から感染が急拡大していることを踏まえ、注意を呼びかけました。
県によりますと、県内で先月25日までの1週間に確認された新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたり7.22人で、全国で7番目に多くなっています。
また、過去3年間では、7月後半の連休以降、感染が急拡大していることから、河野知事は、4日の定例会見で「今年も再拡大する可能性が高い」として、注意を呼びかけています。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「まずは、全体の感染者を抑制することが、重症化リスクや入院が必要な方を減らしていくことになります。通常の医療機能を保っていくことにつながりますので、感染の急拡大を防いでいくということは、5類に移行した今の段階でも必要なこと」
県では、感染リスクに応じた対策の実践を呼びかけています。