夏風邪の一種、「ヘルパンギーナ」の流行が続いています。
宮崎県は、15日、今月11日までの1週間の感染症の状況を発表しました。
「ヘルパンギーナ」の感染者数が、3週連続で流行警報レベルを超えています。

「ヘルパンギーナ」は、乳幼児を中心に夏に流行するウイルス性の咽頭炎で、感染すると突然、38度以上の発熱や口の中の水(みず)ぶくれ、それに、のどの炎症などの症状がみられます。

県によりますと、今月11日までの1週間に報告されたヘルパンギーナの感染者数は、1医療機関あたり10.7人と前の週の1.22倍に増加。

ヘルパンギーナの感染者数が流行警報レベルの6人を超えるのは3週連続です。

感染者のおよそ8割を、1歳から4歳が占めているということです。

保健所ごとの1医療機関あたりの感染者数は、中央が20.0人、小林が19.3人、都城が13.0人となっています。

県では、手洗いやうがいの徹底を呼びかけています。

また、今月11日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたり4.1人で、前の週の1.37倍に増加。

インフルエンザは、1医療機関あたり6.5人で、前の週の1.23倍に増えています。