宮崎市は、市役所の新庁舎について、現在の場所の敷地内に建設することを決めました。
宮崎市の清山市長は、6日開かれた市議会全員協議会で、市役所新庁舎の建設地について、現在の場所の敷地内に決定したと説明しました。

これが、新庁舎のイメージです。
12階建てとなる新庁舎は市民プラザの西側に建設されることになっています。

この図では、新庁舎は1棟に集約されていますが、この場合、工事中に仮設庁舎が必要となるため、市では、仮設庁舎が必要ない2棟に分ける方法も含め検討することにしています。

新庁舎の建設地は、「現在地」と「宮崎中央公園」で検討が進められてきましたが、市は「現在地」に決定した理由について、行政としての機能性を最も重視し、事業費も抑制できるためとしています。
(宮崎市 清山知憲市長)
「市民アンケートでも、コストを抑えて負担を残さないようにという意見が市民の皆様には強いので、そこはできるだけ慎重に、華美なものにならないように、シンプルで機能的な、市民にとっても、職員にとっても、機能性を重視した役所を整備していくということを考えていきたいと思う」

新庁舎建設の事業費は300億円前後で、市は2031年度の運用開始を目指しています。