3年ぶりに従来の形で開催されている百済王族の伝説にちなんだ「師走祭り」の見どころの一つ、「迎え火」が昨夜、美郷町で行われました。

「師走祭り」は、およそ1300年前に亡命した百済王族の伝説をもとに、美郷町南郷の神門神社と木城町の比木神社にまつられている親子の御神体の対面を、年に1度再現する珍しい祭りです。

今年は3年ぶりに従来通りの形で開催され、昨夜は、神門神社へ向かう一行を出迎えるため、「やぐら」に迎え火が付けられました。

炎が高く舞い上がる中、2つの神社の御神体とともに御神幸行列が練り歩き、辺りは、幻想的な光景に包まれました。

(見物客)「もう圧倒されてます」「3年ぶりって聞いたのでぜひ行きたいなと思ってすごい迫力があってやっぱり祭りはだいじだなと思いますね」

「師走祭り」は22日まで行われ、神門神社では夜神楽や別れの行事などが行われます。