16日、宮崎県都城市で倉庫と空き家を全焼する火事がありました。
この火事の原因と見られているのが、リチウムイオン電池と充電器です。

出火前、バッテリーは、どのような状況だったのでしょうか?
建物の持ち主に話を聞きました。

(倉庫と空き家が全焼した男性)
「充電中に、おそらく何らかの形で発火して燃えたのではないか」

こう話すのは、都城市金田町に住む男性。

16日午前、自身が所有する倉庫から火が出て、この倉庫と隣接する空き家合わせておよそ230平方メートルが全焼しました。

倉庫に保管されていた2艇のアルミ製ボートは跡形もなくなり、その真上にある鉄骨の梁は、ぐにゃりと曲がっています。

男性によりますと、15日、ボートで趣味の釣りに出かけ、帰宅後、倉庫の窓やシャッターを閉め切った状態で、リチウムイオン電池が使われているボートの機器を充電していたということです。

(倉庫と空き家が全焼した男性)
(消防の説明では)この上の鉄骨の梁が曲がっているので、ここが火災現場の中心だと。可能性として考えられるのはバッテリーからの発火、または、充電器からの発火ではないかと。閉め切っていると、(倉庫の)中の温度も高くなるので、それも原因ではないかと」

男性は、これまで複数回、インターネットのショップでバッテリーや充電器を購入していましたが、これまでトラブルの経験はありませんでした。

(倉庫と空き家が全焼した男性)
「以前からリチウムイオンバッテリーの危険性、発火のことは聞いていたが、いざ、このようになってしまうと怖いなと」

消費者庁は、リチウムイオン電池について、高温になる場所での使用や保管は発火につながるリスクがあるとして注意を呼びかけています。