宮崎県内の海水浴場は、去年、宮崎市の白浜海水浴場が休止。そして、今年は、延岡市の1か所が休止、日向市の2か所が廃止となりました。

なぜ、海水浴場の廃止や休止が相次いでいるのでしょうか。それぞれの海水浴場を取材しました。

延岡市の熊野江海水浴場。白い砂浜が広がる人気の海水浴場でしたが…

(延岡支社 田尻怜也記者)
「かつて、にぎわいを見せていた延岡市の熊野江海水浴場、運営団体の高齢化などで今年は休止となりました」

2005年に2万5000人だった利用者は、去年、1000人にまで減少。
さらに、海岸の清掃などを担ってきた地元の運営団体の高齢化が進み、延岡市は、今年、「休止」とすることを決めました。

(元熊野江海水浴場管理委員会 堀田祐吉さん)
「(運営団体のメンバーは)ほとんど70歳以上。海水浴場の海開きの神事とか、テント張りとか、なかなか人数がそろわなくて、一旦休止にしてもらうように市のほうに頼んだらどうかという話になった」

一方、別の理由で海水浴場を廃止とした場所もあります。

(延岡支社 田尻怜也記者)
「日向市のお倉ヶ浜です。サーファーが波を楽しんでいますが、遊泳客の姿は一切見当たりません」

日向市では、今年、市内4つの海水浴場のうち、お倉ヶ浜と金ヶ浜の2か所を「廃止」としました。

背景にあるのは、海を利用する人の安全確保です。
お倉ヶ浜と金ヶ浜は、いずれも人気のサーフスポット。

日向市によりますと、サーファーと遊泳客が接近することもあり、安全な管理が難しくなったため「廃止」に至ったということです。

(サーファー)
「毎日利用している。遊泳客がいるとサーフィンとか接触があるので(廃止で)気を使わなくて良くなった」
「インサイド(浅いエリア)にいっぱいいると、気が引けるところがあるので(すみ分けは)うれしい」

それぞれの地域の実情に応じて廃止や休止が相次ぐ海水浴場。時代とともに夏のレジャーの形も変わっています。