宮崎県の東児湯消防組合は、男性消防士長が職員の任意団体、協議会の会費780万円余りを私的に流用したとして、29日付けで懲戒免職にしたと発表しました。

懲戒免職となったのは、東児湯消防組合の消防署救急課に所属する40代の男性消防士長です。

東児湯消防組合によりますと、男性消防士長は2017年9月から今年5月までの間、任意の職員で結成されている「消防職員協議会」の口座から私的な出し入れを繰り返し、合わせて780万円余りを自身の借金の返済に流用したということです。

男性消防士長は2017年から6年間消防職員協議会の会計員を担当していましたが、別の職員に変わったあとも通帳などを所持し、実質的に口座を管理し続けていました。

しかし、今年度に入って監査員から通帳の提出を強く求められたことから、5月21日に本人が私的流用を告白。その時点でおよそ270万円が不足している状況でした。

男性消防士長はその後、全額を返済し、協議会と示談が成立したため、東児湯消防組合は、刑事告訴を見送っています。