宮崎県内で初めて水球の競技規格を満たすプールが宮崎市の宮崎工業高校に完成し、15日お披露目会が開かれました。

15日の式典には、関係者およそ90人が出席。

まず、黒木淳一郎県教育長が
「この施設を活用して、オリンピックや国民スポーツ大会などで活躍する選手が輩出されることを期待したい」とあいさつしました。
このあと、宮崎工業高校水球部の瀬口大空さんが決意表明しました。

(宮崎工業高校水球部2年・瀬口大空さん)
「大会で結果を残し活躍して県民の方々へ勇気と感動を与えていけるよう頑張っていきたい」

水球の競技規格を満たすプールは、九州で宮崎県だけ整備されておらず、
今回、県が事業費5億1500万円余りをかけて完成されたプールは、縦34メートル、横22メートル、深さ2メートルが確保されています。

県は、部活動のほか、2027年に開かれる宮崎国スポに向けて競技団体が練習する拠点施設としても活用していきたいとしています。