20日夕方、発生した三陸沖を震源とする地震は最大震度5強を観測し、一時、津波警報が発表され、18万人に避難指示が出されました。
改めて注意点を専門家に聞きました。

20日午後4時52分、三陸沖を震源に発生したマグニチュード7.7の地震。
青森県で、最大震度5強を観測し、北海道をはじめ、青森や岩手県の太平洋沿岸に一時、津波警報が発表されました。

今回の地震で気になるのが南海トラフ巨大地震への影響。
宮崎公立大学の山下裕亮准教授は、「影響はない」とする一方、震度と津波がくるかどうかは、関係ないことを知ってほしいと話します。

(宮崎公立大学地域連携・防災研究センター 山下裕亮 准教授)
「南海トラフ地震の時に、皆さん、震度7で揺れると思いがちなのですが、そんなことはなくて。震度3とか4かもしれないです、場合によっては。ですけど、その時には5メートルとか10メートルとかという津波が来るかもしれない。ですから、皆さん方にできることは、津波警報が出たら、強く揺れていなくても、とにかく、まずは1回安全な場所に行ってみてください」

また、地震のあった地域への旅行については「問題ない」としながらも、後発地震注意情報が発表されている今の状況を理解し、万一の事態を想定した準備をして欲しいと言います。

そして、山下准教授は、今回の地震を他人事ではなく、災害への備えを再確認するきっかけにしてほしいと呼びかけます。

(宮崎公立大学地域連携・防災研究センター 山下裕亮准教授)
「これを機にしっかり見直しをしていただくということと、ぜひ、きのう、津波警報も出ましたので、ご家族と、もしくは大切な方と『津波警報が出た時にどうする?』『大津波警報出た時にどうしますか?』ということを、しっかり話し合う機会にしていただければいいんじゃないかなと思います」