MRTテレビ「Check!」では、今年注目の人をシリーズで紹介します。1回目は、日南市でズッキーニを生産している男性です。
2020年に農業法人を立ち上げ日南市に移住してきた男性、目指すはズッキーニの生産、日本一です。
東京のIT企業の共同代表から日南市に移住
日南市北郷町のビニールハウス。
(農業生産法人ひじかた 高橋康平社長)
「ここがズッキーニのハウスになります」
ここでズッキーニを栽培しているのは、農業生産法人ひじかたの社長、高橋康平さん(28歳)です。

(農業生産法人ひじかた 高橋康平社長)
「本当に『ザ・農業』みたいな感じで、自然に囲まれながら楽しくやってます。移住してきてやっぱり思ったのは住みやすいですね気候も暖かいですし」
以前は、東京で就職情報サイトなどの運営を担うIT企業の共同代表を務めていた高橋さん。
もともと「農業をやってみたい」という気持ちがあり、2020年9月に法人を設立すると、その2か月後に、家族で日南市に移住してきました。

会社には高橋さんも含め、20代から30代の4人の社員も在籍。
全員が県外からの移住者で、農業も未経験です。
(社員)
「新しいことをやっていく楽しさというのもあって、私はすごく性に合ってる。心身ともに健康になった間違いない。デスクワークは嫌いではないが、私はこっちの方が好き」
「農業を自分がやるとは思ってなかったので、正直、今でも驚いているけど、自分の家族だったり、実家だったり、友達とかに送って食べてもらって『おいしいね』と言ってもらえた時は本当に作ってよかったと思う」


ズッキーニを選んだわけ
「農業を楽しむ」を合言葉に、未知の世界に飛び込んだ4人。
なぜ、ズッキーニを選んだのでしょうか。
(農業生産法人ひじかた 高橋康平社長)
「僕ら農業やったことなかったので、ズッキーニは3か月で1回転するので、ど素人でも、もしかしたら経験を積みやすい作物なのかもしれない」

生産サイクルが速く、競合が少ないという理由からズッキーニに目を付けた高橋さん。
ズッキーニの生産量、全国トップクラスを誇る宮崎県をその拠点に選びました。

