漫画家・手塚治虫が描いた医療マンガの名作、「ブラック・ジャック」を特集した大規模な展覧会が、延岡市で開かれています。

延岡市の延岡城・内藤記念博物館で開かれている「手塚治虫ブラック・ジャック展~スペシャルセレクション~」。



会場では、手塚治虫が連載で描いた「ブラック・ジャック」全243話のうち、厳選された152話の作品が紹介されていて、このうち、直筆の原稿288点が展示されています。



展示は、ブラックジャックの医療費高額請求の謎や動物の命を扱った作品など主要なテーマごとに構成されています。

(手塚プロダクション・手塚るみ子取締役)「一番の魅力は医学を勉強してきた手塚治虫ならでは、命とは何ぞやと、どうやって生きていくべきなのかといったテーマがだんだんと大きなうねりを持って 多くの読者を引き付けるのではないか」



ブラック・ジャック展は、延岡市の延岡城・内藤記念博物館で来年3月15日まで開かれています。(12月31日~1月2日・毎週月曜日【祝日の場合は翌日火曜日】は休館)