13日に降った雨により湿った空気が残った影響で、宮崎県南部では、14日朝、局地的に濃い霧が発生しました。

こちらは、午前8時すぎの宮崎市の映像です。
大淀川にかかる橘橋が濃い霧にすっぽりと覆われています。

一方こちらは宮崎市の一ッ葉海岸に設置された情報カメラの映像です。
付近は視界が広がっているのに対し、市街地に濃い霧がかかっているのが分かります。

宮崎地方気象台によりますと、この霧は、明け方の放射冷却で、空気中の水分が冷やされてできたもので、局地的に霧が発生したのは、冷え込みの程度や標高、水蒸気の量など複数の条件が重なったためだということです。

県内では南部平野部と南部山沿いに濃霧注意報が出されていましたが、午前8時すぎに解除されています。