宮崎県内でインフルエンザの患者が急増していて、県は流行シーズンに入ったと発表しました。
延岡市の保育所では今シーズン初となる集団発生が確認されました。
県によりますと、今月5日までの1週間に、県内28の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は81人で、前の週のおよそ4.8倍に増加しました。
1医療機関あたりでは2.89で、流行開始の目安の「1」を超えたということです。
年齢別では、15歳未満が全体のおよそ8割を占めています。
また、延岡市の保育所では、インフルエンザの集団発生が今シーズン初めて確認されました。
これまでに園児11人と職員2人が感染しましたが、重症者はいないということです。
県は外出後の手洗いやせきエチケット、こまめな換気などの感染対策の徹底のほか、早めの予防接種を呼びかけています。