8月4日は「橋の日」です。「橋の日」発祥の地である宮崎県延岡市の安賀多橋では、早朝から清掃活動が行われました。
「橋の日」は、橋の役割に思いをはせ、感謝しようと、1986年に延岡市から始まった記念日で、現在は全国でイベントが行われています。
午前6時から延岡市の安賀多橋で行われたイベントには、市民らおよそ300人が参加。参加者は、欄干を拭いたり雑草を抜いたりして、清掃活動にあたりました。
安賀多橋は、太平洋戦争中の延岡大空襲で多くの市民が橋の下に逃げて命を助けられたとして「命の橋」とも呼ばれています。
このあと行われた法要では、およそ300羽のハトが放たれ、戦争や災害のない、平和な世界の実現を祈りました
一方、宮崎市の橘橋では橋の日の記念式典が行われました。
4日は橋に関わる企業や団体、それにボランティアらおよそ80人が参加。感謝を込めて橋に花を供えました。
(宮崎「橋の日」実行委員会 森田千尋副会長)
「この橋が無くなったらどれだけ生活が大変かということを考えながら、この8月4日、橋の日ですので、年に1回くらいは橋をしっかり見て橋を清掃してもらって、橋に感謝を伝える日にしてもらえればなというふうに思っている」
このあと、清掃活動が行われ、参加者全員で、橘橋をきれいにしていました。