熱戦が続く宮崎県高校総体。
5日目の陸上競技では、800メートル決勝で、男子・女子ともに手に汗握るレースが展開されました。

都城市山之口町の「クロキリスタジアム」で熱戦が繰り広げられた陸上競技。

フィールドやり投げ男子の決勝には、去年のインターハイ2位、宮崎工業の大山澄海が登場します。
大山は6投目。63メートル50と圧巻の投てきを見せ、優勝しました。

(宮崎工業 大山澄海選手)
「大会新記録という記録にこだわっていたので、悔しいなという気持ちが一番大きい。インターハイにピークを持っていけるように頑張ります。」

続いては、女子三段跳び決勝。
都城泉ヶ丘の新穂佳純が大会記録に迫る跳躍を披露します。

新穂は自己ベストを大きく更新する11メートル76で見事、優勝。

(都城泉ヶ丘高校 新穂佳純選手)
「(優勝できて)とてもうれしい。12m出してインターハイに出られるように頑張ります」

そして、注目の800メートル決勝では1年生が躍動します。

まず、女子の決勝は大混戦。
2連覇を目指す延岡学園の横山結菜がリードしますが、ゴール直前、
宮崎日大の1年生、松岡茉莉明が逆転、トップでゴール。
ニューヒロインが誕生しました。

(宮崎日大 松岡茉莉明選手)
「最後まで諦めずについていって、最後で抜かすというレース展開を考えていたので、それがしっかりこなせてよかった。(南九州大会では)まずは予選をしっかり通過して、6位以内に入ってインターハイを決めたい」

続く、男子800メートル決勝では、こちらも1年生、小林の岩田健志が先頭に食らいつきます。

レースはラストおよそ200メートル。
岩田が必死の走りでトップに、そのままフィニッシュし、優勝しました。

(小林 岩田健志選手)
「1年生で選ばれて緊張もあったが、選ばれなかった人たちの分もしっかり優勝することができてよかった。自分の実力でいけるとこまではいきたいので、(インターハイでは)まずは8位入賞を目指して頑張りたい。」

選手たちのインターハイ出場を目指す戦いは南九州大会へと続きます。

※MRTテレビ「Check!」5月26日(月)放送分から