サッカーの国内3大タイトルの1つ、ルヴァンカップが20日開幕し、テゲバジャーロ宮崎は前回大会の王者、J1の名古屋グランパスと対戦しました。
J1からJ3までの60チームが出場するルヴァンカップ。
テゲバジャーロの初戦は、去年、この大会を制したJ1の名古屋グランパスです。
注目の1戦を見守ろうと、いちご宮崎新富サッカー場には、2400人を超えるサポーターが足を運びました。
(宮崎サポーター)「ガンガン攻めてほしい」
「相手はJ1だけど今のテゲバなら勝てる。頑張って応援します」
「テゲバ絶対勝つぞ」
(名古屋サポーター)「今年勝ってないので宮崎に勝って初勝利といきたい」「絶対勝つぞ」
今シーズン、J1で勝ち星がない名古屋はフルメンバー。
前半からペースを握られますが今シーズン、テゲバに加入したゴールキーパーのイ・チュンウォンが見せます。さらに、元日本代表の永井にシュートを打たれますが…
ここもイがナイスセーブでゴールを守ります。
相手にボールをもたれる時間が続きますが、格上相手にディフェンス陣も奮闘。
前半終了間際にはテゲバの本来の攻めの姿勢を見せますが得点には至りません。
後半に入っても安定した守備で得点を許さないテゲバジャーロ。
0対0のまま迎えた後半アディショナルタイム。
ゴール前の混戦から途中出場の安藤が狙いますが…
キーパーに阻まれ延長戦に突入します。そして、延長前半8分。
ゴール前にボールを運ばれると…一瞬のスキから先制を許します。
テゲバジャーロはその後も2点を許し、0対3で敗退。
しかし、前回王者相手に粘りの試合を見せました。
(テゲバジャーロ宮崎・大熊裕司(おおくまゆうじ)監督)「まだまだ力が足りなかったというのが正直な気持ち。決して下を向くような内容ではなかったし、非常に学びの多いゲームだった。これをリーグ戦の方に返してもっともっと成長して我々もJ1のチームに近づけるように努力しなければならない」
テゲバジャーロ宮崎は、J3リーグの次節は23日、アウェーでアスルクラロ沼津と対戦します。







