宮崎の冬の風物詩「神楽」。
高千穂町の尾戸の口棚田で初めて企画された夜神楽が、1日、本番を迎えました。
どのような景色が生まれたのでしょうか。

日本の棚田百選「尾戸の口棚田」

日本の棚田百選に選ばれている尾戸の口棚田。
この場所で初めて棚田夜神楽が行われることになり、本番前日の11月30日、現地では会場づくりが着々と進められていました。

(実行委員会のメンバー)
「神楽の神庭を作っています」

棚田夜神楽を企画したのは、稲刈りが終わったあとの農閑期に「棚田キャンプ場」を運営している福島 優 さん。

そして、実行委員会には、大平地区と野方野地区の住民たちも加わり、一緒になって準備にあたってきました。

(実行委メンバー)
「枠組みはできたので、あとは明日飾り付けになってきます。まず、地元の人たちは気づかないというか、(棚田夜神楽を)考えないと思うので、考えてくれた福島君に感謝して、また明日も楽しみにしてます」
「楽しみ、絶対かっこいいと思いますね」

(棚田夜神楽を企画 福島優さん)
「舞台設置されると、改めて、すごくいい場所だなと思いながら。現実的に見えてきて『楽しみだな』と思う反面、天気が心配なのは、アウトドアあるあるなので、そこだけ願うばかりです」