自分に合う重さの弓が使えず 時には雨に打たれながら

さらに、選手たちが使用する弓も水に濡れてしまい、部で所有していた60本のうち現在、使えるのは22本だけとなっています。

このため、自分に合う重さの弓が使えなくなった部員もいます。

(宮崎商 中野美優選手)
「今は自分の力にあった弓を使えていなくて、キロ数を上げて練習をして強くなりたいが、それができる状況ではない。今、使える弓で強くなれるよう工夫している」

屋根が壊れたままの弓道場でおよそ2週間後に練習を再開した部員たち。時には雨に打たれながらの練習も。

(宮崎商 前村結衣主将)
「ブルーシートを敷いたり、バケツをおいて雨漏り対策などをして、とにかく雨が入ってこないようにした」