宮崎県美郷町の森の中にある手作りのアスレチックについてです。

このアスレチック、地元の人たちが手掛けたものなんですが、ある思いと夢を込めて作られたものなんです。

孫たちが帰ってきても遊ぶところが全然ないから・・・

美郷町西郷中区にある「麦地の森」。
山間の広さ40アールの土地に手づくりのアスレチックがあります。


(森川吉太郎さん)
「孫たちが帰ってきても、今、遊ぶところが全然ないんですよ。だから、孫たちが遊ぶ場ということで作りました」

こう話すのは、このアスレチックを手づくりした森川吉太郎さん(68歳)。

地域の仲間たち6人と共に、およそ5年前に「木と触れ合い心を育む会」を結成し、取り組みを始めました。


(森川吉太郎さん)
「作業をして、焼酎を飲んで、また『あんなことを作ろう、あれを作ろう』とか」

仲間とお酒を酌み交わしながら構想を練ったことから、このグループは「ノムソーヤの冒険」と名付けられました。