早い人では、今週末からゴールデンウイークが始まります。
毎年、連休期間中に、車のトラブルが増加することからJAF日本自動車連盟はタイヤやバッテリーの点検を呼びかけています。
(JAF宮崎支部推進課 三善博昭さん)
「ゴールデンウイークは、ロードサービスの救援が非常に多くなる」
JAF宮崎支部は、去年のゴールデンウィーク期間中、ロードサービスで422件出動しました。
出動理由の内訳は「タイヤのトラブル」が最も多く114件、次いで「バッテリーあがり」が112件などとなっていて、こちらの2つで半数以上を占めています。
まず、大切なのが、タイヤのパンクなどを防ぐための空気圧のチェックです。
(三浦功将記者)
「空気圧が正常なタイヤは、触ったときに指がまったく入りません。パンパンの状態です。ただ、空気圧が少ないタイヤになると、プニプニとした感触が返ってきます」
空気圧とあわせて交換時期も確認します。
(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「このタイヤの横の三角のマーク。こちらをたどって、タイヤの溝の中にある突起が深いところにあると、まだまだ新しいタイヤ。まだまだ使用できる目安になる。この突起が浅いところにあると、そろそろ交換の時期の目安になる」
そして、溝だけでなく、傷やひびがないかの確認も大切です。
続いてバッテリーの確認。
皆さんは、愛車のバッテリーを最後にいつ交換したか覚えているでしょうか?
国産車向けのバッテリーの多くは、製造年月日が記載されています。
(JAF宮崎支部推進課 三善博昭さん)
「バッテリーのこちらを見てもらえれば、「19」という数字になっているので、製造が2019年のバッテリーになる」
バッテリーは取り付けて2年から3年経つと劣化するということで、JAFは早めの交換をすすめています。
(JAF宮崎支部推進課 三善博昭さん)
「日頃からいつも整備に出しているディーラーだったり、整備工場で安全点検を行ってもらえればと思う」
ゴールデンウィークを楽しく過ごすためにも、お出かけ前の愛車点検が大切です。