宮崎県内の書店員や図書館司書などの「本好き」が選ぶ「宮崎本大賞」。
今年は垣谷美雨さんの『うちの父が運転をやめません』が選ばれました。
県内の「本好き」がおすすめの一冊を選ぶ「宮崎本大賞」。
5回目となる今年は垣谷美雨さんの「うちの父が運転をやめません」が受賞しました。
垣谷さんは社会問題をテーマにした作品を多く手がけていて、今回の受賞作品も高齢となった父親に運転をやめるよう説得を試みる主人公をめぐる家族の物語が描かれています。
8日のセレモニーでは、垣谷さんの担当編集者がメッセージを代読しました。
(垣谷さんの担当編集者・KADOGAWA 山崎貴之さん)
「様々な社会問題をテーマに物語を書いてまいりましたが、そのたびに『本当の豊かさとは何なのか?』と考え込んでしまうようになりました。宮崎県民のみなさまにもこの思いを共有していただき、一緒に考えていただけると嬉しいです」
今年の選考には県内の書店員や図書館司書などおよそ60人が参加。
また、今回の受賞に合わせて県内のデザイナーによるオリジナルカバーも制作されました。
実行委員会は、「宮崎本大賞」を通して「本好き」だけではなく、読書になじみのない人が本に触れる機会を増やしたいとしています。
(宮崎本大賞実行委員会 小宮山 剛 委員長)
「(宮崎本大賞によって)毎回宮崎の書店で売れる本の数が実は増えているんですけど、宮崎の読書文化はこれからどんどん育って行くんじゃないかなという気がしている。『うちの父が運転をやめません』をきっかけに、近くの自分の町の書店さんに立ち寄ってもらいたい」
県内およそ50店舗の書店では特設コーナーが設けられ、限定でサイン本も販売されるということです。







