避難生活が長引く中、被災者には今後の生活をどうするのかという不安が大きくのしかかっています。2次避難所となっている石川県加賀市の旅館では避難者を対象にした就労に関する出張相談が行われました。

初めて開かれた出張相談は避難者の新たな生活をサポートすることを目的にハローワークといしかわ就職・定住総合サポートセンター=ILACが行ったものです。
会場では被災者を対象とした1000件近くの求人や雇用保険の受給などに関する情報が紹介されました。


2次避難者は…
「不安はいっぱいある。泣きたいほど。」「アルバイトしても週20時間しかダメとか色んなこと聞いて大変」
石川県労働企画課 北井 洋一課参事
「今後の住まいについて県でも調査しているが、そういった中で仕事どうしていこうかという方や色んな方いると思うので、そういった方々に寄り添って対応していきたい」


ハローワークとILACによる出張相談は15日は金沢市。また、2月20日には穴水町でも開かれます。