茅葺の屋根が特徴的な野々市市の芝寿し合掌店で、茅の取り外し作業が行われています。

建物は築130年の古民家で、50年前に白山市の旧白峰村から移築されました。
老朽化に伴う改築でも赴きある茅ぶき屋根を残し、ドライブスルー型店舗に生まれ変わります。

芝寿し・梶谷真康社長
「いまもう一回これを建てようと思っても同じものはできないし、この姿でずっとお客さんに愛していただいたというのもある」

古民家再生の会・鹿熊秀夫 会長
「日本の原風景だったり日本人のものを大切にする心、そういったものを大事にしたい」

茅を取り外した後は、来年3月中旬から葺き替え作業が行われる予定です。