石川県志賀町が発注した公共土木工事の入札をめぐり、逮捕された業者の代表と再逮捕された前の町長・小泉勝容疑者について、警察は9日、2人の身柄を検察庁に送りました。
去年7月上旬、志賀町が発注した道路改良工事の入札で業者側に最低制限価格を漏らした見返りに、現金40万円を受け取ったとして志賀町の前の町長・小泉勝容疑者(57)が8日、加重収賄などの疑いで再逮捕されました。

また、現金を贈ったとして、建設会社「西田組」の代表・西田浩和容疑者(50)も贈賄などの疑いで8日逮捕され、警察は9日午前、小泉容疑者と西田容疑者の2人の身柄を検察庁に送りました。

県警は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしておらず、更なる余罪について調べを進めています。