石川県は22日、一般会計で245億円余りとなる12月補正予算案を発表しました。11月10日の会見では…。
馳浩 石川県知事
「12月議会に出す予定。自由民主党に対して粘り強く丁寧に説明をさせていただいています」
このように話し、馳知事が12月議会での成立を目指すとしていたLGBTQなど性的マイノリティへの理解を促進する条例案ですが、提出は9月議会に続いて再び見送られました。
馳知事
「提出しても否決されれば執行部の責任。私が強制的に“条例だ”“理解しろ”というものではないので理解いただけるよう努力する必要がある」
2度目の提出見送りについてこう説明し、改めて来年2月の当初議会での提出を目指すとした馳知事。しかし「この状況で提出できるはずがない」と話す県議もいて、知事の“機密費”発言は県政運営にも余波が及んでいます。