11月も半ばとなり金沢市内でも徐々に樹々が色づき始めてきました。
日本三名園のひとつ、兼六園の紅葉の進み具合はどうなっているのでしょうか?

MRO 松村 玲郎 記者が園内を歩いて調査しました。

小春日和となった金沢市の兼六園。
16日も多くの観光客が訪れていました。
気になる紅葉は?

国の特別名勝 兼六園(石川県金沢市)

MRO 松村 玲郎 記者:「唐崎松から臨む霞ヶ池周辺の紅葉、見頃に入っていますが、これからまだまだ赤くなる感じもします」

MRO 松村 玲郎 記者

兼六園管理事務所の森 朋子課長に進み具合を聞いてみると・・・。

県金沢城・兼六園管理事務所 森 朋子 兼六園課長(右)

県金沢城・兼六園管理事務所 森 朋子 兼六園課長:「例年だと11月中旬ぐらいには真っ赤になってきているのでだいぶ遅いかなという感じもする。秋も少し暖かい日が続いていたのでそのせいで遅れているのかなという気はする」

雪吊り作業をしていたマツの、隣にあるカエデ。

取材日(11月16日)のカエデ

確かに去年の今頃の写真を見るとすでに赤くなっていました。

去年11月17日の画像(管理事務所提供)

それでも観光客は色づき始めた園内を満喫しているようでした。

観光客:「きれいだなぁと・・・」

園内の紅葉は現在4割ほどということですが、紅葉山とも呼ばれる山崎山の周辺はどうでしょうか?

取材日(11月16日)の山崎山

森 兼六園課長:「例年だと11月中旬ごろにはきれいになってくるので今年は遅い・・・。」


松村 記者:「本来はこのあたりは色づいている時期なんですよね」

去年11月17日の画像(管理事務所提供)

森 兼六園課長:「まだ暖かいのでまた少し伸びるかもしれないが、11月下旬ぐらいには赤くなってくれればいいなと思う。ぜひ皆さんにきれいな紅葉をみてもらいたい」

11月25日まで兼六園のライトアップが開催されるということで、森 課長は期間内に紅葉が間に合ってくれればと話していました。