100振りを超える貴重な日本刀を集めた展覧会、「目で観る刀の教科書展」が、石川県津幡町の倶利迦羅不動寺で10日から開かれています。

会場には、国の重要美術品で戦国時代の武将・伊達政宗が徳川家康から贈られたという名刀「大倶利伽羅広光(おおくりからひろみつ)」をはじめ、不動明王の化身である龍が彫られたものなど、貴重な日本刀が展示されています。

大倶利伽羅広光(おおくりからひろみつ)

日本刀剣博物技術研究財団の澤口希能理事長は「いろいろな美術館では難しい感じとか説明を呼んでも難解な言葉が多い。今回は小学4年生に分かるように何も刀が分からない人でも、刀の見方をひととおり覚えてもらえる」と話していました。

また、展覧会では実際に日本刀に触れる体験もできるということです。「目で観る刀の教科書展」は今月13日まで、津幡町の倶利迦羅不動寺で開かれています。