6日、石川県庁19階の展望ロビーで行われたのは「ロコモ度テスト」。

石川県庁で開かれた「ロコモ度テスト」

ロコモ、つまりロコモティブシンドロームとは骨や関節、筋肉などの運動器の障害のために、立つ・歩くといった機能が低下し、介護が必要になる可能性が高い状態のことです。6日は、訪れた人が片脚または両脚で決まった高さから立ち上がれるかどうかを測ったり、歩幅を測るなどしてロコモになる危険性があるかどうかを確認していました。

体験した人は…
「足腰の衰えを感じだしたので参加した。全然ダメだった。どうしようという感じ」

去年の国民生活基礎調査によりますと、介護が必要となる原因の第1位は運動器の障害によるものだったということです。県は運動習慣がないことや、肥満、やせなどが原因で若い人でも移動に必要な機能が低下している可能性があるとして、スクワットなど簡単な運動を継続して行うよう推奨しています。