北陸3県の企業の9月の景況感は、5期連続でプラス判断となりました。

日本銀行金沢支店が8月末から9月末に行った、北陸3県の短観=企業短期経済観測調査では、324の企業から回答がありました。

「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業の数を差し引いた業況判断指数はプラス5ポイントで、2022年9月から5期連続で、プラス水準となりました。

製造業では、輸送用機械で半導体不足の緩和による受注生、産の回復が、また、非製造業では宿泊・飲食サービスで国内・インバウンドの宿泊客・利用客が増加したと答えた企業が増えました。先行きについて日銀金沢支店は「経済回復に必要な十分な人材の確保のための改善がされているか引き続き注意が必要だ」としています。