石川県警察学校の卒業式が28日行われ、半年間の厳しい訓練を終えた45人が警察官としての第一歩を踏み出しました。

県警察学校初任科短期過程の卒業式前に行われた「卒業視閲式」

卒業視閲式(石川県警察本部 金沢市小立野)

卒業生がきびきびとした動作で警棒や警察手帳、警笛の通常点検を披露します。


家族や来賓に学校での訓練の成果を見てもらおうと平成以降では初めて行われました。


卒業式では県警の細田 正 本部長が「県民が真に期待する良識と実力を兼ね備えた警察官として成長してもらいたい」と訓示しました。

石川県警 細田 正 本部長

これに対し卒業生を代表して南谷 直佑巡査が答辞を述べました。

南谷 直佑 巡査

金沢中警察署に配属 南谷 直佑 巡査:「県民の期待と信頼にこたえる力強い警察官になるため日々職務にまい進してまいります」

法律や逮捕術などを学んだ卒業生45人は、さっそく県内の各警察署に配属されました。