石川労働局は8日、石川地方最低賃金審議会からの答申を受け、石川県内の最低賃金を現在の891円から、過去最高となる42円引き上げ、時間額933円とすることを発表しました。
石川労働局によりますと、労使の代表で構成される専門部会が4回にわたる調査や審議を重ねた結果、8日、県内の最低賃金を時間額933円とすることで全会一致で結審し、石川労働局長に対して答申しました。
最低賃金の42円の引き上げは、去年の30円の引き上げを上回る過去最高の引き上げ額で引き上げ率は4.71%となります。
石川労働局では、今回の引き上げによって県内の事業所で働く労働者のおよそ17%が影響を受けるとしています。最低賃金933円への引き上げは、早ければ10月4日に発効します。